頑固な羊の動かし方−1人でも部下を持ったら読む本−

未分類

新店舗の立ち上げメンバーに選ばれました。

70名近くの従業員と働くことになるので、マネジメント系の本を読み漁ろうと

探していたところ、積ん読で放置されていたのを思い出して読んでみました。

結果、とても面白かったので紹介します。

リーダーとして心得るべき7つのポイント

本書では、リーダーを羊飼いと揶揄し部下を持ったときに心得る7つのポイントについて

解説してあります。7つのポイントとは、

①自分の群れを知れ

「多くのマネージャーは自分のことで頭がいっぱいで部下一人ひとりのことまで注意を払っていない。一緒にいるようで一緒にいない」

「部下こそが最も強力な手足になる」

自分のことを目をかけて、敬意を持って関わってくれる人に対しては、

「何かしてあげたい」と思うものです。

そのためには相手がどんな人間か、積極的に関わって知ることの大切さを感じました。

②強みをつかむ、個性を引き出す

SHAPEの法則

S=strength 強み、長所。不得手なことをさせるのではなく、特異な能力を

発揮できる場を提供する

H=heart 心。何がその人を動かすかを知っておく必要がある。

A=attitude 仕事に対する姿勢。才能がそれほどなくても、仕事への姿勢が前向きな人を選ぶこと。

P=personality 個性。外交的、内向的、変化を好む、安定を好むなど、それぞれの個性がいきる仕事や部署に配置すること

E=experiences 経験。強みや経験から適正を判断する。

このSHAPEの法則は自分に何が向いているのかを知るときにも使える。

③信頼関係を結ぶ、自分の哲学を伝える

「人間も群れをなしたい、何かに所属したいという強い本能がある」

優秀なリーダーは、自分が誰であるか、何をするためにここにいるか、強く印象づけることで存在意義や帰属意識を植え付ける。

ビジョンを伝えるには自ら近づいて心をひらく。

④安心できる牧草地をつくる 部下が力を出せる環境をつくる

働く環境が安定していなければ、いい仕事などできるはずかない。

⑤杖でそっと彼らを導く 人を導く4つの方法

⑥毅然とした態度で守る 本気で怒らなくてはならないときがある

⑦羊飼いの心を身につける リーダーに一番大切なもの

リーダーシップとは簡単には手に入らない。

部下のことを心から思っていなければ、部下は単なるコストや道具としてしか目に映らない。

部下から信頼や忠誠心を得たければ、まずは自分から信頼し、忠誠心を示さないといけない。

最後に・・・

以上、僕が気になったところを上記にまとめました。

「その人の生き方そのものが、偉大なリーダーシップをつくる」

色々な本でもリーダーの在り方を問いていますが、

このフレーズを見たときに、良い本に出会ったなと思いました。

イラストもあり、またストーリーとして成り立っているので読みやすく

大変おすすめです!

コメント

タイトルとURLをコピーしました